ブルーオーシャンなオタク

 

最近、

落合陽一さんの「超AI時代の生存戦略」という本を読んだ。

 

めちゃくちゃ面白かった。

 

中でも、

AIはデータがあれば再現したり予測したりできるという点に興味を持ち、

逆にAIの予想できないことは何だ?

と、考えることが多くなったころ、ソレは現れた。

 

 

某アイドルグループのオタクだ。

 

短く説明すると、

一般的には共感できないファッションセンスであった。

しかし、一般者の共感とはメディアが作り出した物事が多く、

そこには必ず「データ」が存在する。

 

つまり、そのような誰もが共感するものはAIの方が生み出すのが優れており、

僕たちの仕事ではなくなるかもしれない。

 

つまり、ぼくの目の前にいたオタクはAIでは生み出せない人格である可能性が高く、貴重な存在になるのではないかと。

 

 

そもそもオタクは自分の好きなことに熱中する力が強く、

ジェネラリストではなくスペシャリストのポテンシャルがある。

そして、

物事に熱中していることで、他人からの視線ということにはあまり関心が無く、

結構「自分」を持っている人が多い。

 

 

そこには人間が宗教心を抱いていたときのような、

完璧な人間像というデータは存在しないため、AIでも予測がつかないような個性が生まれている。

だから、個性的で一人一人がオリジナリティなキャラクターを持っている。

 

 

仕事やプライベートでも

どこかオタク気質のある人は印象が強く、忘れにくい。

 

 

本に書かれていたように、

これからは個性が強みになる時代だからこそ

皆と同じは、印象も薄いうえに競争を生む。

 

 

だからこそ、周りと見比べるのではなく、

自分の物差しで判断をしていく生き方をしていきたい。

そう、感じた。